主題歌・東京行進曲とは? わかりやすく解説

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主題歌・東京行進曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 20:22 UTC 版)

東京行進曲」の記事における「主題歌・東京行進曲」の解説

作詞西條八十作曲中山晋平、唄佐藤千夜子本作以前日本においてもヒット曲映画化作品多くみられたものの、はっきりと映画主題歌として作られ楽曲としては日本最初の成功例とされ、「日本の映画主題歌映画タイアップした曲)の第1号」とみなされている。映画公開1か月前、1929年昭和4年5月1日ビクターレコードから発売され25万枚売り上げたB面曲は『紅屋の娘』。レコード品番は50755-A(東京行進曲)、50755-B(紅屋の娘)。 モボ・モガが行交う昭和初期開放的な銀座風俗唄われている。ただし、西條自身詩の内容について「不合理に膨張した経済生活の下に乱舞してゐる浮華現代首都人の生活のジャズ諷刺詩」と言っており、原作とは関連をほとんど持っていなかった。 1番の歌詞で「ダンサー涙雨となっているところは初め「彼女の涙雨」だったが、中山注文により書き直された。 4番の「いっそ小田急(おだきゅ)で逃げましょか」という歌詞から「小田急(おだきゅ)る」という言葉当時流行ったその時小田急重役レコード会社に「『東京行進曲』の製作責任者出せ!」と怒鳴り込んできた。当時小田急はまだ通称で、「小田原急行鉄道」が社名であったため、略された上に「駆け落ち電車」とは何事だ、ということである。その後社名正式に小田急電鉄改称されると、「会社宣伝になったということで、西條八十小田急電鉄から終身有効の「優待乗車証」が支給された。4番の「シネマ見ましょか お茶飲みしょか いっそ小田急逃げましょか」の部分は、西條原案では「長い髪してマルクスボーイ 今日抱える『赤い恋』」だった。しかしレコード会社はこの歌詞当局刺激することになのではと警戒し西條頼んで書き直してもらった結果小田急登場したのだという。 1998年11月21日ビクターエンタテインメントからシングルCDとして再発カップリングオリジナル同じく紅屋の娘』を収録しているほか、両曲のカラオケ収録されている。

※この「主題歌・東京行進曲」の解説は、「東京行進曲」の解説の一部です。
「主題歌・東京行進曲」を含む「東京行進曲」の記事については、「東京行進曲」の概要を参照ください。

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