世界平和度指数
英語:Global Peace Index
経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)などが取りまとめている、特定の評価指標のもとに各国の「平和」の度合いを評価するランキング。約1年ごとに更新されている。
世界平和度指数では平和を脅かす要素に対して加点する方式で評価が与えられ、点数が少ないほど平和度が高い、と評価する。評価指標には20数種類の項目があり、内戦の程度や死者数、近隣国との政治的関係、殺人事件の発生件数、などがある。一方で性犯罪などは項目に含まれていない。
日本は、2010年から2011年と2年連続で第3位にランク付けされている。ちなみに2010年の1位はニュージーランド、2011年の1位はアイスランドである。
なお、世界平和度指数では治安やDGPといった要素は指標のひとつではあるが、必ずしも評価に直結するものではない。また、いわゆる大国が必ずしも上位にランクインするとも限らない。2011年のランキングでは、中国は80位、米国は82位、ロシア連邦は147位で調査対象153ヵ国中最下位から7番目、となっている。
関連サイト:
Vision of Humanity
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世界平和度指数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 18:07 UTC 版)
IEPのコア資産は、世界平和度指数(Negative Peace、GPI)であり、これは考慮されている。 平和を測定する際のベンチマーク研究。 GPIは、ストックホルム国際平和研究所の年鑑(2009、2010、2011、2012、および2014) 組み込まれ、世界銀行の世界開発報告書2011チームによって分析された。 世界平和度指数のデータは、エコノミストインテリジェンスユニット(EIU)、 エコノミストグループの調査分析部門によって部分的に収集および照合され、方法論は、平和および統計の専門家の国際パネルによって通知およびレビューされる。 GPIは毎年リリースされ、ロンドン、ワシントンDC、およびニューヨークとジュネーブの国連本部でプレゼンテーションが行われる。 2009年、イベントはロンドンのセントラルホールウェストミンスターとワシントンDCの戦略国際問題研究所で開催された。さらに、GPIは、3日間の平和国家シンポジウムの経験的基盤だった。 2009年11月に開催された会議は、世界の9つの地域のそれぞれで最も平和な国を称えるために開催され 、UNDP管理者のヘレンクラークが基調講演を行った。 GPIは、国連と世界銀行によって使用されている。[要出典] 2015年に発表された第9回世界平和度指数には162か国が含まれている。
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