上映禁止とは? わかりやすく解説

上映禁止

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/07 02:26 UTC 版)

ジゴマ」の記事における「上映禁止」の解説

ジゴマブームの中、少年層に犯罪誘発するという説や、ジゴマ影響受けたという犯罪報道泥棒真似たジゴマごっこの流行などがあり、東京朝日新聞では1912年10月4-14日にブーム分析影響が8回の連載取り上げられた。こういった世論高まりの中、10月9日警視庁により、犯罪誘致助成する公安風俗害するとして、ジゴマ映画及び類似映画の上禁止処分なされた。これは内務省警保局決定に関わっており、続いて府県に対して警保局から同様の通牒送られ、上映禁止は次第全国広まっていった。この件を機にそれまで警察署が行っていた映画等の興行検閲が、制度的に整えられていくこととなった1912年10月20日警視庁いっさいジゴマ映画の上映を禁止した。 しかしジゴマブームによって、1912年映画含めた東京市内の観物場入場者数前年の3倍の1200万人達しそのうち映画851万人)、活動写真界の大きな成長もたらした。また探偵小説についても禁止処分訴え論調新聞などに出たが、これには処分下されなかった。 その後は、ジゴマの名を隠したジゴマ映画散発的に上映されることはあったが、ブーム下火になり、1913年にはジゴマ探偵小説出版無くなる。類似書としては、ジゴマ残党登場する1914年押川春浪恐怖塔』、江見水蔭『三怪人』などがあった。また当時出版され探偵小説は、貸本屋古本屋などを通じて読まれ続けた駒田好洋興行師は、金儲け神様となったジゴマ供養祭を両国回向院で催す計画立てたが、これは警察から中止勧告された。上映禁止は1924年解禁となったと、吉山旭光日本映画年表』には記載されている。

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上映禁止

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:44 UTC 版)

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の記事における「上映禁止」の解説

2022年4月サウジアラビアエジプト同年5月5日から公開予定していた本作の上映が禁止となった報じられた。サウジアラビアでは「LGBTQに関する理由のため」とされており、本作品に登場しているアメリカ・チャベスが言及した「ふたりの母親」についてのシーン原因とされている。なお、サウジアラビア検閲担当者イギリス一般紙である「ガーディアン」の取材対し、「単なる編集上の問題であり、上映禁止されている訳ではない」として、該当報道否定している。

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