ロモノーソフ【Mikhail Vasil'evich Lomonosov】
読み方:ろものーそふ
[1711〜1765]ロシアの科学者・文学者。質量不滅の法則を発見するなど、広い分野で多くの業績がある。また、ロシア文語の先駆者で、作詩理論を発展させ、頌詩(しょうし)・詩劇などの作品も残した。
ロモノーソフ【Lomonosov/Ломоносов】
ロモノーソフ
ロモノソフ
ロモノソフ(Ломоносов, Lomonosov, ロモノーソフとも)はロシア連邦・レニングラード州の都市。人口は3万9147人(2021年)[1]。サンクトペテルブルク都市圏に含まれる。
サンクトペテルブルク市街から西に39km、フィンランド湾の南岸に位置し、沖合いにはコトリン島のクロンシュタットを望む。以前はオラニエンバウム(Ораниенбаум, Oranienbaum, ドイツ語で「オレンジの木」の意)と呼ばれていた。これは、もともと帝室の宮殿に付属していた植物園を呼んだ名前であった。
1948年、科学者ミハイル・ロモノーソフに因んで、ロモノソフに改称。ミハイル・ロモノーソフは1754年にオラニエンバウム付近のウスチ・ルジツァ村にガラス工場を建設した。
1707年、ピョートル大帝は忠臣アレクサンドル・メンシコフに一帯の土地を与えた。メンシコフは、1710年から1727年にかけてここに大きな宮殿を建設した。メンシコフの死後、1743年にオラニエンバウムは皇太子ピョートル(後のピョートル3世)の避暑地となり、宮殿は建築家バルトロメオ・ラストレッリによって改修された。1762年には、エカチェリーナ2世が別荘を建設した。
オラニエンバウムは、作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーの生地である。
友好都市
脚注
- ^ “city population”. 2023年5月6日閲覧。
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