レヴィアンタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 06:54 UTC 版)
魔道王国・レヴィアンタ (Magic Kingdom Levianta) モデル:ローマ帝国 エヴィリオス地方全域で使用される暦「エヴィリオス歴」を定めた国家。崩壊前の別称は「白ノ国」。 013年、魔道研究所の事故、通称「レヴィアンタの災厄」によって王国は崩壊。滅亡後、百年も経過すれば魔術はお伽話や迷信の産物と見なされている現状からは考えられないが当時は国家の管理の下で数多の魔道師を有し、独特の文明を築いていたらしい。 災厄の真相としては当時国内で「her」が通常では考えられない規模で増殖しており、彼らが反社会的・非人道的な行為に手を染めていたため、国家上層部がやむなく処置を取ったらしいが失敗してしまう。結果として王国と「her」は共倒れに終わった。(とされるが、実際はエルルカを装ったレヴィアから声をかけられたキリルが箱舟を解き放ったことで、レヴィアビヒモの自我が抜けた神龍が本能のままに暴れ回った結果、魔道王国が崩壊した。) 神やその眷属の力を有する突然変異の人間である「系譜者」と呼ばれる存在が産まれる。作中での該当者は強欲の悪魔セイラムの蒼炎を使えるイリーナ=クロックワーカー、ビヒモの義眼を使えるミハエル=アサエフ、嫉妬の悪魔ラハブ=バリーゾールの『紫の予知夢』を使えるループ・オクトパス族の者たち。(ルカーナ=オクト、ガモン=オクトなど。) 神聖レヴィアンタ (Holy Levianta) モデル:神聖ローマ帝国 建国:301年 エヴィリオス地方北部に存在する宗教国家。かつて存在した魔道王国レヴィアンタと直接的な連続性はないとされる。 エヴィリオス地方で広く信仰されるレヴィン教レヴィン派の総本山であり、宗教的制約によって自衛以外に軍事力を行使することは無いものの、軍事的には強国である。 508年の「新生四騎士事件」以降はレヴィン教の国内の影響力は縮小しており、840年頃ではムスビ朝による帝政国家が敷かれている。 E.C.878年のアイシケル条約によってUSEの構成国となるが、E.C.983年のレヴィアンタ内乱によって司法が腐敗。さらに続く993年〜999年のエヴィリオス大戦でエルフェゴートによって新兵器『罰』が投下されて崩壊、滅亡した。 国名は「嫉妬」を象徴する悪魔「レヴィアタン」のもじり。
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