ヤツカゼ【ヤツカゼ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9931号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ペレニアルライグラス | |
登録品種の名称及びその読み | ヤツカゼ よみ:ヤツカゼ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山梨県 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲府市丸の内一丁目6番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山田敏彦、杉田紳一、福沢昭文、横山紅子、保倉勝己、岸田諭俊、駒井文彦、菊島孝、小泉伊津夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統を育種母材とした選抜個体から合成された固定品種であり、稈長がかなり長、千粒重がやや重、越夏性が良、冠さび病抵抗性がかなり強い放牧草地及び採草向きの品種である。出穂期の草型は中間型、稈長はかなり長、太さは太である。葉長はやや短、幅は広、葉色はやや濃緑である。穂長は長、1000粒重はやや重、出穂期はやや早生、春の草勢、秋の草勢及び越夏性は良、冠さび病抵抗性はかなり強、葉腐病抵抗性は強である。「ヤツボク」と比較して、穂長が長いこと、越夏性が良いこと等で、「フレンド」と比較して、出穂期が早いこと、越夏性が良いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和60年に山梨県酪農試験場(巨摩郡長坂町)において、出願者所有の育成系統23個体を育種母材として多交配を行い、62年~平成3年にかけてその後代から優良母系12個体を選抜、4年にこの12個体を素材として合成された固定品種である。6年から系統適応性試験及び特性調査を行い、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「八ヶ岳T-19号」であった。 |
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