モバイルAthlon 4とは? わかりやすく解説

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AMD Athlon 4プロセッサ

別名:Mobile Athlon 4,モバイルAthlon 4,アスロン4Athlon 4

AMD Athlon 4プロセッサとは、AMD社のAthlon開発コード名は「Palomino」)の後継として登場した32ビットマイクロプロセッサである。

AMD Athlon 4プロセッサは、先代Athlonと同じ0.18μmプロセス製造されており、クロック周波数が850MHz~1GHzとなっている。128KBの1次キャッシュと、256KBの2次キャッシュ搭載している。また、Intelマルチメディア拡張命令セットであるSSE対応している従来Athlon比べて特に電力消費量改善が行われており、Athlonとしては初めノートパソコンへも搭載できるようになった

ちなみにAthlonプロセッサPalomino」はシリーズ初代であり、後継のAMD Athlon 4プロセッサが2代目製品に当たる。Athlonプロセッサ次にAthlon 2」「Athlon 3」は存在しない。これはIntel社のPentium 4対抗するという商戦略に基づいた命名であると言われている。また、Athlon 4プロセッサノートパソコン用の製品であるが、後にデスクトップ向けのPalomino製品Athlon XPプロセッサリリースされている。

マイクロプロセッサのほかの用語一覧
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モバイルAthlon 4

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 02:47 UTC 版)

Athlon」の記事における「モバイルAthlon 4」の解説

Palominoモバイル向け製品。より低電圧動作する個体選別し、"PowerNow!" という独自の電源管理方式採用して、低消費電力化を実現している。Athlon XPより先に発売された。元々はAthlon Hという名称での発売PCベンダなど打診していたが、語感などで反対されたことで名称が変更された。"4"が付いた理由PalominoコアK7から数えて4世代目であるからAMD側から説明なされているが、CPU市場精通している人々からはPentium 4強く意識して見劣りしない名称にしたという推測意見多かったFSB 200MHzに対応。後期製品からモデルナンバー導入された。 ラインナップ括弧内はモデルナンバー)850MHz、900MHz、950MHz、1GHz、1.1GHz、1.2GHz、1.3GHz (1500+)、1.4GHz (1600+)

※この「モバイルAthlon 4」の解説は、「Athlon」の解説の一部です。
「モバイルAthlon 4」を含む「Athlon」の記事については、「Athlon」の概要を参照ください。

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