メッシュ (漫画)
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『メッシュ』は、萩尾望都による日本の漫画作品。漫画雑誌『プチフラワー』(小学館)にて1980年夏の号から1984年6月号まで連載された。
- ^ 「親と大げんかしているとき、『訪問者』とかの頃です。ちょっと暗くなるんですよ。」と語られている(『imago(イマーゴ)』(青土社)1995年4月号「特集 少女マンガ」の巖谷國士との対談(「少女マンガという装置」)より。)。
- ^ 『訪問者』は『トーマの心臓』の番外編で、オスカー・ライザーがシュロッターベッツ・ギムナジウムにやって来るまでが描かれており、本作品とはストーリー・登場人物とも無関係。
- ^ 両親との不和が高じて大げんかし、内なる親から解き放たれるために親殺しをテーマに本書を描いたということが、『AERA』2006年5月1日-8日合併増大号「萩尾望都 少女漫画が文学を超えた日」に記されている。
- ^ 『imago(イマーゴ)』(青土社)1995年4月号「特集 少女マンガ」の巖谷國士との対談(「少女マンガという装置」)にも、『訪問者』の頃に親と大げんかしガックリきて、「まあとにかく親と決裂したので変な親子の話を描いてやろうと。『メッシュ』ですね。ここでやっと私は親と対決する話を描くハメになるんですね。なぜ対決するかというと、理解したいから。」と語られている。
- ^ 画風の変化について作者は、「1980年は、『訪問者』『メッシュ』を描いていた頃です。その前あたりから、絵が変わってきました。『ポーの一族』のような、頭が大きく、手足の細い、子供体型から、少し、頭が小さく手足が長くなっています。実際の人物に、近づけたい。そう描きたいが、その描き方に、まだ、なれていなくて、バランスが悪いなあと思いつつ、人物を描いていました。」と記している(『金銀砂岸』(株式会社ブッキング 2006年)作者あとがきより)。
- 1 メッシュ (漫画)とは
- 2 メッシュ (漫画)の概要
- 3 外部リンク
「メッシュ (漫画)」の例文・使い方・用例・文例
- メッシュの靴.
- 六角形のメッシュのある電流を流されたワイヤー・ネットワーク
- 目の荒いメッシュのある柔らかいコットン、もしくは梳毛織物
- フットボール用ヘルメットの前面の強いワイヤーメッシュから成るフェイスマスク
- フェンシング選手の顔を覆う細かいメッシュのフェイスマスク
- レース用のネットあるいはメッシュの土台
- 周囲の電磁干渉から電子装置を保護するために考案された金属製のメッシュあるいは板の配置
- 100メッシュスクリーン
- 100メッシュ粉末セルロース
- メッシュという,網目状の織り方
- メッシュ気象情報システムという,日本気象協会が開発した気象情報システム
- メッシュ統計という,細かく分けられた地区別の統計
- メッシュ調査という社会調査方法
- メッシュ染という,ツートーンにする毛髪の染め方
- メッシュ素材が首の周りの部分に使われている。
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