メッシュ (漫画)とは? わかりやすく解説

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メッシュ (漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/23 10:24 UTC 版)

メッシュ』は、萩尾望都による日本漫画作品。漫画雑誌プチフラワー』(小学館)にて1980年夏の号から1984年6月号まで連載された。


  1. ^ 「親と大げんかしているとき、『訪問者』とかの頃です。ちょっと暗くなるんですよ。」と語られている(『imago(イマーゴ)』(青土社)1995年4月号「特集 少女マンガ」の巖谷國士との対談(「少女マンガという装置」)より。)。
  2. ^ 『訪問者』は『トーマの心臓』の番外編で、オスカー・ライザーがシュロッターベッツ・ギムナジウムにやって来るまでが描かれており、本作品とはストーリー・登場人物とも無関係。
  3. ^ 両親との不和が高じて大げんかし、内なる親から解き放たれるために親殺しをテーマに本書を描いたということが、『AERA』2006年5月1日-8日合併増大号「萩尾望都 少女漫画が文学を超えた日」に記されている。
  4. ^ 『imago(イマーゴ)』(青土社)1995年4月号「特集 少女マンガ」の巖谷國士との対談(「少女マンガという装置」)にも、『訪問者』の頃に親と大げんかしガックリきて、「まあとにかく親と決裂したので変な親子の話を描いてやろうと。『メッシュ』ですね。ここでやっと私は親と対決する話を描くハメになるんですね。なぜ対決するかというと、理解したいから。」と語られている。
  5. ^ 画風の変化について作者は、「1980年は、『訪問者』『メッシュ』を描いていた頃です。その前あたりから、絵が変わってきました。『ポーの一族』のような、頭が大きく、手足の細い、子供体型から、少し、頭が小さく手足が長くなっています。実際の人物に、近づけたい。そう描きたいが、その描き方に、まだ、なれていなくて、バランスが悪いなあと思いつつ、人物を描いていました。」と記している(『金銀砂岸』(株式会社ブッキング 2006年)作者あとがきより)。


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