メジェルダ川とは? わかりやすく解説

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メジェルダ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/12 05:15 UTC 版)

メジェルダ川
メジェルダ川
現地の呼称 واد مجردا  (アラビア語)
所在
アルジェリアチュニジア
特性
水源  
 • 所在地 アトラス山脈(アルジェリア)
河口・合流先  
 • 所在地
地中海・ウティカ湾
延長 460キロメートル (290 mi)
流域面積 22,000 km2 (8,500 sq mi)
流量  
 • 平均 29 m3/s (1,000 cu ft/s)
流域
2006年7月

メジェルダ川(メジェルダがわ、: نهر مجردا‎、: Medjerda)は、アトラス山脈を源流として、地中海チュニス湾へ注ぐアフリカの河川である。チュニジア及びアルジェリア両国にまたがる。古代ローマ時代は「バグラダス川」(Bagradas)の名で呼ばれていた。

古来よりベルベル人フェニキア人ローマ人アラブ人等が争いを繰り広げ、古代ではカルタゴウティカ、現在はチュニスといった都市がメジェルダ川沿いに建設された。

現在もメジェルダ流域に住む人々にとっては、灌漑農業及び生活の上で重要な河川であり、穀物野菜柑橘類葡萄肉類牛乳の生産地となっている。河口一帯の三角州およびガル・エル=メルフフランス語版ラグーンは2007年にラムサール条約登録地となった[1]

チュニジア国内で流れる川では最長の河川であるが、1973年に大規模な氾濫が起こったことを受けて当時の大統領ハビーブ・ブルギーバドイツユーゴスラビアの協力でチュニジア最大のシディ・サレム・ダムフランス語版中国[2][3]の支援でキャップボン運河フランス語版を建設した。

メジェルダ川

脚注




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