アンプ (楽器用)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 14:47 UTC 版)
楽器用のアンプとは、いわゆる増幅器(amplifier)の一種であり、やはり電気信号の増幅の機能を荷っている装置であるが、その中でも、電気楽器や電子楽器と組み合わせる時に便利なように設計・製造されたものであり、しばしばスピーカーまで一体化・内蔵しており、音を実際に出す役割を果たすものである。
- ^ この場合、録音する場合は楽器からの電気信号を直接ダイレクトインジェクションなどで録音機器に接続する。PAの場合も同様である。
- ^ この場合録音をする場合、通常は楽器用アンプのスピーカー付近にマイクを置き音を収録する。PAなどで拡声する場合も同様である。
- ^ ものによっては簡易なミキシング機能を備えているものもあり、その場合、楽器の音と歌声をミックスして出したり、MP3プレーヤーに入っている既存の楽曲に自分のギターの生演奏音を重ねて音を出す、等々等々のこともできる。
- ^ キーボードにスピーカーまで一体的に組み込まれているタイプの場合、特に小さな会場などでの演奏では、演奏者はアンプは別に準備せず、キーボードから出る音響の音量(ボリューム)を大きくして済ませることも多い。録音については、キーボードの出力端子から録音機器の入力端子へと接続する方法(マルチトラック録音機器ではこの方法が雑音が無く、高音質で、細やかに調整できる)と、マイクでキーボードのスピーカーあたりの音を拾う方法がある。
- 1 アンプ (楽器用)とは
- 2 アンプ (楽器用)の概要
- 3 用途別分類
- 4 構成別分類
- 5 スピーカーとアンプの違い
- 6 参考文献
ベース・アンプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 03:42 UTC 版)
「ジャコ・パストリアス」の記事における「ベース・アンプ」の解説
米国アコースティック・コントロール・コーポレーション製の、オール・ディスクリート 構成ソリッド・ステート回路のベース・アンプ Model #360+361の組み合わせと、Model #320+408の組み合わせを主に使用。ウェザー・リポートへの参加初期は Model #360+361のみだったが、その後は複数台並んだ状態でセット・アップされ、ディレイ及びコーラス・エフェクトとフレーズのループ・サウンドなどは別々のセットから出力されていた。 Model #360+361(生産時期:1968年〜1971年) Model #360 (プリ・アンプ部) と、Model #361 (エンクロージャー) との組み合わせになるベースアンプ。エンクロージャー部には45cmのスピーカーが中央に後ろ向きで1ユニット、フロント・ローデッド・ホーン形式でマウントされていて、パワー・アンプ・ユニットも搭載されている。プリ及びパワー・アンプ部は真空管回路を使用しないオール・ディスクリート構成ソリッド・ステート回路のハイ・パワー型となっていて、平均出力は220W、最大ピーク時は440Wまで対応できる仕様(詳細は、アコースティック・コントロール・コーポレーション を参照)。 Model #320+408(生産時期:1978年〜1982年) Model #320 (プリ&パワー・アンプ部) と、Model #320 (エンクロージャー)との組み合わせになるベースアンプ。エンクロージャーは、4本のスピーカー・ユニットが搭載された「チューンド・コンビネーション・リフレックス (Tuned Combination Reflex)」という独特のエンクロージャー形式。オール・ディスクリート構成ソリッド・ステート回路のハイ・パワー型で、パワー・アンプ部の出力は1978年〜1980年は160W RMS@4Ω、1981年〜1982年は225W RMS@4Ω、接続するエンクロージャーのインピーダンスが2Ωの場合 (Model #408はインピーダンスが2Ω) には300W RMSが出せる仕様(詳細は、アコースティック・コントロール・コーポレーション を参照)。
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