プロペプチド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/16 06:29 UTC 版)
「マトリックスメタロプロテアーゼ」の記事における「プロペプチド」の解説
前述したとおりMMPは酵素前駆体として産生され、アミノ基側末端のプロペプチド部位が除去されることにより酵素活性を示す。プロペプチド部位にはシステインスイッチと呼ばれるアミノ酸配列(PRCGVP)が存在し、よく保存されたシステイン残基が含まれる(MMP-23は例外)。このシステイン残基のチオール基(-SH)が酵素活性部位の亜鉛と静電気的な相互作用をすることにより基質との結合及び切断を防ぎ、前駆体としての構造を保っている。
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