ブルー・フリート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:24 UTC 版)
「電脳戦機バーチャロン」の記事における「ブルー・フリート」の解説
フレッシュ・リフォー(FR-08)擁する精鋭艦隊およびVR部隊、当初はFR-08傘下のプラントであるリファレンス・ポイント(RP-07)が設立した宙航艦隊でFR-08より貸与されたXBV-813 第2世代型バル・シリーズを用いて第2世代型専用OSのM.S.B.S.Ver.5.シリーズのモニタリング試験を目的として設立された。そこから得たデータを用いて開発されたのが第2世代型のMBV-707 テムジンであり、その第2世代型テムジンの初陣となるクレプスキュール会戦にてテムジン配備の戦闘旅団として主戦力を担ったのがブルー・フリートであった。クレプスキュール会戦での活躍後も数々の違法行為を行うサッチェルマウス(SM-06)相手に激しい抗争を繰り広げるなどし第2世代型最良VRと名高いテムジンと共に勇名をはせた。その後フォースの頃になるとアダックスによって火星戦線の限定戦争市場が軌道に乗り始めると地球圏との競合市場を良しとしなかったFR-08は事あるごとにアダックスに対して干渉したが、表立っての対立を避けたいアダックスは火星戦線の一部利権の売却などの譲歩の姿勢を見せ事態の打開を計った、しかしFR-08はそれを与し易しと見てブルー・フリートを用いて強引に火星戦線へ参戦し火星戦線市場の無条件開放を強要するという強硬手段に打って出た。RP-07のテクニカル・サポートチームは火星圏においてはマーズクリスタルの影響で第2世代型VRが充分な性能を発揮できないことを把握していたが、ブルー・フリートのその縦割りの組織形態が裏目に出て火星圏での運用に対しての対策がなされないまま火星へ降下した第2世代型テムジンを主力とするブルー・フリートはアダックス/トランスヴァールの合同部隊の前に大敗を喫することとなる。
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