フリーペーパーへの転換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 05:42 UTC 版)
「あわわfree」の記事における「フリーペーパーへの転換」の解説
創刊から31年目を迎えた2012年3月、長らく続いた定価300円での販売というスタイルを改め、無料誌(フリーペーパー)化することを決定した。誌名は「あわわ」の名称は残しつつ『あわわfree』という新名称に改められる。なお、『あわわ』のフリーペーパー化にあたっては、同じあわわが発行する姉妹誌で、異なる年齢層をターゲットにした『ASA(アーサ)』と『050(ゼロ・ゴ・ゼロ)』の2誌についても、これらを統合し新たな月刊誌『Geen』を創刊するなど、若者向けの『あわわ』、20-30代向けの『ASA』、40-50代向けの『050』という「3つの異なる年齢層それぞれをターゲットに、異なる3つのタウン誌を刊行・発売する」という従来の編集体制の大改革を図ることとなった。 あわわ側の説明によると、今回の大改革はインターネットなどに代表される新たなメディアの普及で読者層の嗜好が多様化したこと、発行部数が近年伸び悩み気味であることなどが主な理由で、『あわわfree』と『Geen』の2誌セットで楽しむ形を想定しているとのことで、ともに2012年5月25日に創刊号が刊行された。 『あわわfree』については、地域のイベント情報、特に地域の公民館行事などこれまではフォローしていなかった細やかな情報もカバーするよう内容を改めるという。また、誌面数は48ページを予定しており、従来の『あわわ』が100ページを超える誌面数であったのと比べると、大幅なサイズダウンとなる。 『あわわfree』は、日本地域情報振興協会主催の「日本タウン誌・フリーペーパー大賞」において、2014年にコミュニティ部門優秀賞、2018年にグルメ部門最優秀賞をそれぞれ受賞している。
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