フェムトセルとは? わかりやすく解説

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フェムトセル【femtocell】


フェムトセル

【英】femtocell

フェムトセルとは、携帯電話基地局セル)のうち、オフィス家庭内設置することが想定されきわめて小規模な基地局のことである。

フェムトセルがカバーする電波出力範囲半径数十メートル程度であり、極小規模という意味合いから「1000分の1」をあらわす「フェムト」が付けられている。

フェムトセルはブロードバンド回線通じて携帯電話網接続するビル囲まれオフィス空間のような従来仕組みでは十分な電波状況確保できなかった場所でも、フェムトセルを設置することによって通話確保することができる。設置コスト企業個人導入しやすい程度抑えられるとされている。

また、固定通信回線利用するという仕組み活用して携帯電話固定電話融合するサービスであるFMCFixed Mobile Convergence)の導入可能になるという観点からも、フェムトセルは注目集めている。

なお、フェムトセルより広範囲100メートル程度)の屋内用小型セルとしては、ナノセルがある。「ナノ」は「10億分の1」を意味している。

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フェムトセル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 04:48 UTC 版)

フェムトセル (femtocell) とは、半径数メートルから数十メートルの極めて小さな無線通信エリア、または通信エリアを構築するモバイル基地局である。






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