ヒルローク【ヒルローク】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6293号 |
登録年月日 | 1998年 3月 18日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ヒルローク よみ:ヒルローク | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 19日 | |
品種登録者の名称 | ヒルベルダ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424CA デ クワケル,マインスヘーレンウェッヒ 15 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヤン ヨハネス ヒルベルダ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ヒルクイーン」の枝変わりであり,花はピンク色の地色にピンク白色の覆輪が入る垂咲きで,中輪の切り花向き品種である。 草姿は中間,開花時草丈は高,節数は中である。茎の長茎は中,硬さは剛,折れの難易は易,茎の中央部の色は灰緑,基部の色は灰緑+紫,ろう質の有無は多,立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数は極多,側枝の着生位置は主に中部,節間長はやや長,最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は巻く,最大葉長はやや長,葉幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は多である。つぼみの形は楕円形,大きさはやや大,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲き,花径は中,地色はピンク(JHS カラーチャート0103),複色模様色はピンク白(同0101),色彩模様は覆輪,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さはやや浅,数はやや少,花弁の長さ,幅及び数は中,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さはやや短,がくの形は円柱形,がく筒の色は緑,がくの太さ及び長さは中,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性はやや晩生,がく割れの難易性は難である。 「ウエディングスター」と比較して,つぼみの形が楕円形であること,花の色がピンクであること,早晩性が晩いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1991年に出願者の温室(オランダ王国)において,「ヒルクイーン」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1993年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- ヒルロークのページへのリンク