ヒュンダイ N 2025 ビジョン グランツーリスモ
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第19弾として2015年9月17日のフランクフルトモーターショーで公開された、ヒョンデ(ヒュンダイ)のビジョン・グランツーリスモ。グランツーリスモSPORTから収録される。 ヒュンダイ創立50周年となる2017年を記念するモデルとされているスタイリングはクローズドLMPタイプのプロトタイプレーシングカーであり、燃料電池を動力源とする。ヒュンダイ・アメリカ・デザインセンターにてデザインされ、燃料電池の開発をナムヤンR&Dセンター、走行サウンドの開発をサウンドデザイン・リサーチ研究所が担当した。 エクステリアデザインのテーマは航空学である。特に宇宙旅行の実現のために、かつてエドワーズ空軍基地の存在するロジャース乾湖で行われたテストにインスピレーションを受けたという。ボディにはCFRPモノコック構造を採用し、972 kgという軽量なボディに仕上がった。 動力源として500 kW(680 PS)を発生する燃料電池スタックと、回生ブレーキによる電力を蓄える 150 kW(204 PS)のスーパーキャパシターシステムを搭載し、4輪に配置されたインホイールモーターを駆動させる。 オリジナル仕様のほか、Gr.1カテゴリーに合わせ調整されたレーシング仕様も存在する。こちらはパワートレインのみ変更され自然吸気エンジン、6速シーケンシャルトランスミッションを搭載する。
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