ハザマ (囲碁)とは? わかりやすく解説

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ハザマ (囲碁)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/02 06:46 UTC 版)

ハザマ囲碁において、横に二路、縦に二路離れた2つの石の間にある点を指す[1]。下図黒1と▲がハザマの位置関係である。黒1のようにハザマを作る手を「ハザマトビ」[2]、白2のようにその間隙を衝く手を「ハザマを衝く」と表現する。ただしハザマトビとハザマをつく手を両方とも単に「ハザマ」と表記してあることも多い。


ハザマの活用

ハザマトビはすぐにも連絡を絶たれる手が残る手法であり、ハザマを衝かれた時の対策がなければ使えない。いわば「誘いの隙」を見せて戦う高等戦術といえる。

例えば小目定石で、上図白1とハザマトビする手がある。もし黒が2とすぐにハザマを衝いてくれば、


白1から突き抜いて、強い厚みを得られる。隅はaなどの隙が残り、完全な黒地ではない。

出典

  1. ^ "囲碁用語「ハザマ」". 日本囲碁連盟. 2020年9月21日閲覧
  2. ^ "囲碁用語「ハザマトビ」". 日本囲碁連盟. 2020年9月21日閲覧



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