ハサミムシとは? わかりやすく解説

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はさみ‐むし【×鋏虫/蠼螋】

読み方:はさみむし

ハサミムシ目オオハサミムシ科の昆虫。ごみの下などにみられ、体長約2センチ黒褐色。翅(はね)はない。尾端にはさみをもち、雄では左右相称

ハサミムシ目昆虫総称。ハサミムシ・オオハサミムシ・クギヌキハサミムシなどが含まれ、体は細長く扁平尾端突起変化したはさみがある。革翅(かくし)類。《 夏》


蠼螋

読み方:ハサミムシ(hasamimushi)

オオハサミムシ科の昆虫


ハサミムシ

ハサミムシ類 Anisolabididae

ハサミムシ

この害虫属する群
徘徊する不快な(6) ハサミムシ
主な種類
ハマベハサミムシ Anisolabis maritima (Bonelli)
ヒゲジロハサミムシ Gonolabis marginalis (Dohrn)
ほか
形態
 体色暗褐色から赤褐色のものが多い。尾角がハサミになっている。ハマベハサミムシは体長1935mm。ヒゲジロハサミムシは体長18~30mmで、触覚先端2節が白色である。
被害
 尾角が硬い革質ハサミ状であるため、一見毒虫のような印象与えるが無毒である。ハサミ挟まれて、まれに出血することがある
生態
落葉石の下などで生活し、年に数世代発生する成虫幼虫とも小捕食する。母は土に孔道を作り中に3050程度の卵を産み幼虫保護して育てる。

ハサミムシ

徘徊する不快な(6) ハサミムシ
この群に属す害虫
防除
 庭や床下にハサミムシが好む暗くじめじめした環境作らないようにする。家屋周辺落葉などが溜まっていたら清掃しの潜み場所を無くする排水溝なども清掃して水はけ良くする。
ハサミムシを庭でよく見かける場合には、家の外周不快害虫用の粒剤帯状散布する侵入を防ぐことができる。また床下空間アリ用のエアゾール噴霧すると、殺虫または忌避させることができる。  屋内侵入したものは素手触らず不快害虫用のエアゾール噴霧し、ほうきで掃き出す
 なおゴキブリ用の粘着トラップを設置しておくと比較的よく捕獲される


蠼螋

読み方:ハサミムシ(hasamimushi)

オオハサミムシ科の昆虫

学名 Anisolabis maritima


鋏虫

読み方:ハサミムシ(hasamimushi)

オオハサミムシ科の昆虫

学名 Anisolabis maritima


挟虫

読み方:ハサミムシ(hasamimushi)

ハサミムシ科の昆虫。尾の先端ハサミの形になっている

季節

分類 動物


蠅〓

読み方:ハサミムシ(hasamimushi)

ハサミムシ科の昆虫。尾の先端ハサミの形になっている

季節

分類 動物


ハサミムシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/30 06:01 UTC 版)

ハサミムシ(鋏虫、蠼螋)は、ハサミムシ目革翅目、Dermaptera)の昆虫の総称、またはその一種(Anisolabis maritima)の和名


  1. ^ Walter W. Skeat (2013). An Etymological Dictionary of the English Language. Courier Corporation. p. 187. ISBN 9780486317656. オリジナルの9 June 2021時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210609004309/https://books.google.com/books?id=jeeGAAAAQBAJ&q=Earwig&pg=PA187 2020年10月31日閲覧。 
  2. ^ 梅谷(1994)p.206
  3. ^ Costa, J.T. (2006). The Other Insect Societies. United States, Harvard University: Harvard University Press 
  4. ^ Dermaptera: earwigs”. Insects and their Allies. CSIRO. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月16日閲覧。
  5. ^ 梅谷(1994)p.206
  6. ^ Friedrichsen, G W S; Robert W Burchfield (31 December 1966). Onions CT. ed. The Oxford Dictionary of English Etymology (1996 ed.). United Kingdom, Oxford University: Oxford University Press. pp. earwig. ISBN 978-0-19-861112-7 
  7. ^ Fisher, JR (1986). “Earwig in the ear”. Western Journal of Medicine 145 (2): 245. PMC 1306897. PMID 3765607. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1306897/. 
  8. ^ Takada, Kenta (2013). “Vulgar dialect names of earwigs used in Kansai Region, Japan”. Kiberihamushi 36 (2): 20–22. http://www.konchukan.net/pdf/kiberihamushi/Vol36_1/kiberihamushi_36_1_20-22.pdf. 
  9. ^ a b ハサミムシの母の最期はあまりにも壮絶で尊い”. 東洋経済オンライン (2019年11月24日). 2022年10月14日閲覧。
  10. ^ 鈴木誠治; 浅野涼太『ヒゲジロハサミムシのメスによる子育て行動』一般社団法人 日本昆虫学会、2019年3月25日。doi:10.20848/kontyu.22.1_2https://doi.org/10.20848/kontyu.22.1_22022年10月14日閲覧 
  11. ^ 日本の昆虫1400 文一総合出版 2014年4月19日


「ハサミムシ」の続きの解説一覧

ハサミムシ

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 22:11 UTC 版)

名詞

ハサミムシ

  1. はさみむし学術的表記

「ハサミムシ」の例文・使い方・用例・文例

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