トラフィックパターンとは? わかりやすく解説

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【トラフィックパターン】(とらふぃっくぱたーん)

Traffic Pattern.
場周経路」「サーキットパターン」とも。
飛行場離発着円滑に行うために予め定められている飛行経路

左回りトラフィックパターンの例
                    45度進入(VFR着陸到着)  
                    /
       ダウンウィンドレグ  /
↓←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←
↓                        ↑
↓ベースレグ                   ↑クロスウィンドレグ
↓                        ↑
→→→→→ ==27======滑走路======09== →→→→→↑ ⇒⇒(離陸出発)
ファイナルレグ(着陸)        アップウィンドレグ

離陸時は、最低限アップウィンドレグ飛行し出発方向へ向け適宜トラフィック離脱する
着陸する場合多くダウンウィンドレグからトラフィックパターンに進入する
ストレートイン場合直接ファイナルレグを飛行する
一方訓練機場合、トラフィックパターンを出ず何度もタッチ・アンド・ゴーもしくはゴーアラウンド繰り返しながら、トラフィックパターンを回りつづける事がよくある


トラフィックパターン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 10:18 UTC 版)

トラフィックパターン: Airfield Traffic Pattern)は、空港などの滑走路に目視で離着陸する航空機が飛行する標準の飛行経路であり、滑走路を含む直線を一辺とする周回経路である。場周経路(じょうしゅうけいろ)とも言う。


  1. ^ 左回りが標準だが、空港によって右回りの場周経路も存在する。
  2. ^ 通常、着陸は機首を風上に向け行われる。
  3. ^ 大空港などで顕著であるが、サークリングアプローチはトラフィックパターンを一周するため、パイロットの操縦の手順や航空管制のやり取りの回数を増やすことになる。さらに、進入機と離陸機が正対するコースになるので通常より到着機間の間隔を大きく取らなければならず、空港の運用効率が著しく低下する。ILSを滑走路の片方側にしか設置していない場合、風向きによらずILSを装備した側への着陸を極力行うようになっていることが多い。


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