トヨタホームローン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 01:40 UTC 版)
「トヨタファイナンス」の記事における「トヨタホームローン」の解説
2000年1月に販売数が住宅メーカー大手各社と比べて伸び悩むトヨタホームの(トヨタ自動車による)支援策として、「安心宣言」という業界初の特定の住宅メーカーでの購入者専用の住宅ローンとして事業に参入した。 当時の銀行住宅ローンよりも若干低利な適用金利が特徴。当初はミリオン信用保証(東海銀行系の信用保証会社、現:三菱UFJ住宅ローン保証)が審査と信用保証を行っており、適用金利は東海銀行に連動していた。 2002年4月より独自の金利設定にした固定低金利型の「新安心宣言」の取扱を開始し、その後、保証料と事務手数料、さらに繰上返済手数料も無料にするなどサービスを拡充。これにより当時の銀行に比べ圧倒的な金利水準と競争力を実現し、他のハウスメーカーとの差別化に寄与、トヨタホームの販売促進に大きく貢献した。 2004年には超長期デリバティブと、投資家への住宅ローン債権の売却を組み合わせた独自の証券化手法により、35年固定金利型、2005年8月にはノンバンク初の借入期間40年の住宅ローンも取扱を開始。2005年7月にはトヨタ自動車が資本提携・経営再建支援をしたミサワホームホールディングスの販社へ住宅ローンを提供することで合意した。 2006年6月1日により住宅金融支援機構と提携し、フラット35による住宅ローンを「フラット宣言」の名称で開始した。
※この「トヨタホームローン」の解説は、「トヨタファイナンス」の解説の一部です。
「トヨタホームローン」を含む「トヨタファイナンス」の記事については、「トヨタファイナンス」の概要を参照ください。
- トヨタホームローンのページへのリンク