東海銀行とは? わかりやすく解説

東海銀行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 09:35 UTC 版)

株式会社東海銀行(とうかいぎんこう、英語: The Tokai Bank, Ltd.)は、かつて愛知県名古屋市中区本店を置いていた日本都市銀行。後のUFJ銀行UFJHD)、現在の三菱UFJ銀行MUFG)の前身の一つ。


注釈

  1. ^ 1990年から1991年にかけ、昭和通り沿いに所在する秋葉原支店(現:三菱UFJ銀行秋葉原駅前支店)職員が、富士銀行赤坂支店職員と共謀し、架空預金証書を捏造。ノンバンクから1,500億円もの不正融資を引き出しした。職員は海外逃亡しプーケットで逮捕。
  2. ^ 事件後、日銀出身の新井永吉副会長兼首都圏営業本部長が責任を問われ更迭されたが、これを“日銀天下り排除”と受け止めた三重野康日銀総裁が反発し、東海銀行に対する日銀貸出の1,000億円の回収を打ち出した。この露骨な制裁は多くのメディアで批判されたが、結局、後任天下りとして青木修三日銀業務局長を国際部顧問として迎えることで決着。
  3. ^ 第2回優先株式では第三者割当にて調達総額3,000億円、第3回優先株式では第三者割当にて調達総額3,000億円。
  4. ^ 当時、3行の首脳であった室町鐘緒・三和銀行頭取、西垣覚・東海銀行会長、伊藤龍郎・あさひ銀行頭取は、ともに名古屋大学出身であった。
  5. ^ この背景には、あさひ行内で主導権を握りつつあった旧埼玉銀行出身者の意向が働いた。
  6. ^ 三和銀行のコーポレートカラーが緑色だったことに因む。
  7. ^ UFJ銀行発足時に三和銀行東京営業部への吸収を経て、現在の口座勘定は三菱UFJ銀行東京営業部となっている
  8. ^ 旧セントラルファイナンスは、旧東海銀行が参画して、旧日本信販グループの中部地区部門が独立する形で設立された、割賦販売会社をルーツに持つ信販会社。
  9. ^ 東海銀行のWebサイトのアドレスは同社のものを借りて運用していた。

出典

  1. ^ a b 数値は、東海銀行の後身である「三菱UFJフィナンシャルグループ」のディスクロージャー誌(単体決算 (PDF)連結決算 (PDF) )によった。
  2. ^ 地図
  3. ^ a b c d 東海銀行行史編纂委員会編『東海銀行史』1961年10月1日、pp. 64 - 65
  4. ^ 和田宏 著『中部財界人物伝』,中部経済新聞社,1957. 国立国会図書館デジタルコレクション


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(旧)東海銀行

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