デザイン・ポリシー design policy
デザインポリシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 09:44 UTC 版)
「可変戦闘機 (マクロスシリーズ)」の記事における「デザインポリシー」の解説
「マクロスシリーズ」はアイドル歌手の登場など現実世界とのリンクが特徴のひとつとされており、VFに関してもステルス機などの現実世界の航空機開発史を反映したようなバリエーションが展開されていく。デザインでは実在の航空機のフォルムをベースにロボットへの変形機構を考案する方式を採り、愛称(ペットネーム)も過去の名機から引用するなど、SFとミリタリーセンスの融合を図っている。詳細はモチーフとなった機体の節を参照。 河森はデザインの際にいくつかのルールを決めている。 航空機の形態から人型ロボット形態に矛盾なく完全変形すること。立体化(玩具)した際にも差し替えなしで変形するようにデザインする。 変形のためだけの関節はなるべく設けず、その関節は可動にも使用できるように設定する。 飛行形態では空力を考慮し、ちゃんと飛べるようなデザインにすること。 新型をデザインするときは変形機構を新しくすること。 河森は実際に変形する模型を自作して、変形に矛盾がないか検証する。VF-1など初期の機種ではバルサ材や紙、発泡スチロール、金属ヒンジなどを使っていた。しかし、金属ヒンジを使うと、実際に玩具化した際に再現できなかったり、ロックが効かなかったりした。1990年代の「VF-19 エクスカリバー」からはレゴブロックによる試作を行い、それを元にクリンナップを行うようになった。このため、一機種のデザインには短くても数か月、長いものになると数年がかりになるときもある。
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