デコンパイル

デジタル大辞泉

デコンパイル【decompile】

読み方：でこんぱいる

⇒逆コンパイル

IT用語辞典バイナリ

デコンパイル

別名：逆コンパイル
【英】decompile

デコンパイルとは、0と1で表現される機械語によって書かれたプログラム記述（オブジェクトコード）を、高級言語などへ変換を行うことである。

機械語を、人間から見て理解しやすいアセンブリ言語に変換する逆アセンブルとは区別されるもので、アセンブリ言語以外の高級な言語へ変換することを指して、特にデコンパイルと呼ぶ。なお、デコンパイルを行うためのプログラムをデコンパイラと呼ぶ。

元のソースコードに含まれている変数名などが、コンパイルを行った際になくなっているため、デコンパイルによって、元のソースコードをコンパイル前の状態に復元することは難しいが、特にJavaによって記述されたプログラムは、デコンパイルが比較的容易であると言われている。

なお、ソフトウェアの利用規定などで著作権保護の観点から、デコンパイルを禁止している場合もあるので注意が必要である。

ソフトウェアのほかの用語一覧

プログラミング：	ディスアセンブラ  ディスアセンブル  デコンパイラ  デコンパイル  統合開発環境  WPF/E
機能：	アドイン

>>プログラミングカテゴリの他の用語