テレビドラマ・声優
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 05:01 UTC 版)
新東宝時代より長らく映画に専念してきたが、1980年(昭和55年)に大河ドラマ『獅子の時代』に主演。その後、大河ドラマでは『武田信玄』の板垣信方、『徳川慶喜』の徳川斉昭、『元禄繚乱』の細川越中守綱利、『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』の前田利昌で出演した。1981年(昭和56年)に映画『青春の門』、『炎のごとく』に主演。その後は刑事ドラマなど、テレビドラマの主演・助演をしていた。東映時代は接点がなかった市川崑作品でも常連となっている。 1998年(平成10年)から約10年間、岐阜県大野郡清見村(現在の高山市清見町)に移住。農業政策等に高い関心を示し、多数の講演活動も行った。また、ナレーター・アニメーション・コンピュータゲームの声優もこなすなど、幅広く活躍した。 2001年(平成13年)に俳優の長男菅原加織を鉄道の踏切事故で亡くし、周囲に「もう仕事したくない」と漏らしていたが、2003年(平成15年)放送のテレビドラマ『高原へいらっしゃい』で復帰。同年公開の映画『わたしのグランパ』で9年ぶりの最後の主演を果たした。 2007年(平成19年)に膀胱癌が判明し、筑波大学附属病院にて手術せずに放射線や陽子線治療による膀胱温存療法を受けた。
※この「テレビドラマ・声優」の解説は、「菅原文太」の解説の一部です。
「テレビドラマ・声優」を含む「菅原文太」の記事については、「菅原文太」の概要を参照ください。
- テレビドラマ・声優のページへのリンク