チバピンクリング【チバピンクリング】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7059号 |
登録年月日 | 1999年 3月 16日 | |
農林水産植物の種類 | ジゴカクタス | |
登録品種の名称及びその読み | チバピンクリング よみ:チバピンクリング | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 3月 17日 | |
品種登録者の名称 | 三橋博 | |
品種登録者の住所 | 千葉県市原市島野893 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 三橋博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「シュルンベルゲラ オプンチオイデス」に「シュルンベルゲラ オルシチアナ」を交配し,その実生にジゴカクタスの混合花粉を交配して育成されたものであり,草型がやや下垂で,花色が鮮紫ピンクの鉢物向きの品種である。草型はやや下垂,葉状茎の分枝の程度は中,最大分枝長は短,着花葉状茎数及び全葉状茎数は少である。葉状茎の長さは中,幅は狭,縁の状態は円鋸歯,鋸歯の大きさは小,数は中,横断面の湾曲はほぼ平坦,中央脈の隆起は中,表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3313),着色は強,翼は無,頂端のコブは無,剛毛は無又は少,0.5㎝長の花蕾の色は鮮紫ピンク(同9204),1㎝長の花蕾の色は鮮紫ピンク(同9205),1葉状茎当たりの着花数は1,花形は放射相称,花の長さは中,横径は大,花被片の形はⅡ型,先端部の形は鋭先形,長さは中,幅は狭,外花被片の縦方向の反転はやや内巻き,花色,花被片の内面及び外面の色は鮮紫ピンク(同9205),内面基部の淡色部の大きさは無又は極小,周辺部の色は鮮紫ピンク(同9205),波打ちは弱,花筒の長さは短,外面の色は鮮紫ピンク(同9205),開口部の輪状着色は有,雄ずい及び雌ずいの長さは短,花糸の色は鮮紫ピンク(同9205),柱頭の色は明赤紫(同9206)である。「春宵」と比較して,葉状茎の鋸歯の大きさが小であること,葉状茎の着色が強であること,花被片内面基部の淡色部の大きさが無又は極小であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に育成者の農場(千葉県市原市)において,「シュルンベルゲラ オプンチオイデス」に「シュルンベルゲラ オルシチアナ」を交配,さらに平成2年にその実生にジゴカクタスの混合花粉を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「チバ ピンクカローラ」であった。 |
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