チキ3095形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 07:38 UTC 版)
「東急電鉄の機関車・貨車」の記事における「チキ3095形」の解説
1951年、日本国有鉄道(国鉄)から鉄道院新橋工場1914年製の戦災木造客車マニ19706号の台枠・台車の払い下げを受け、レール輸送用の長物車としたもので、1両のみが存在した。東急初の20m車であり、かつ客車用3軸ボギー台車TR71を装備した、特異な貨車であった。8000系入線による限界拡張以前ではあったが、車体幅が2,400mmで、限界抵触はなかったという。 チ3090形を前後に連結し、後年はホイストクレーンを装備して25mレール輸送に使用されたが、次第に使用機会が減り、専ら新丸子駅の側線に留置されていた。ト3070・チ3090形の残存車とともに1976年に廃車された。
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