チオ‐にょうそ〔‐ネウソ〕【チオ尿素】
チオ尿素
チオ尿素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/16 15:57 UTC 版)
チオ尿素(チオにょうそ)は、尿素の酸素原子を硫黄原子に置き換えた構造をもつ、分子式 CH4N2S で表される有機化合物。>N-C(=S)-N< という構造をもつ化合物の一般名としても使われる。チオウレア、チオカルバミドとも呼ぶ。
- ^ CERI有害性評価書
- ^ C. Wayne Bills, Anthony R. Ronzio, "Micro Syntheses with Tracer Elements. III. The Synthesis of Thiourea Labeled with C14 and of Thiourea Labeled with S35", J. Am. Chem. Soc. 1950 72, 5510-5511. [1]
- ^ http://www.safe.nite.go.jp/japan/sougou/data/pdf/risk/pdf_gaiyou/181gaiyou.pdf
- ^ http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10342974/www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/golf_ball/page042.htm
- ^ Speziale, A. J. "Ethanedithiol." Org. Synth., Coll. Vol. 4, p. 401 (1963); Vol. 30, p. 35 (1950). [2]
チオ尿素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 07:59 UTC 版)
チオ尿素誘導体は、2つの窒素に結合している水素原子が水素結合する際、キレートするようにカルボニル酸素を挟み込むため、弱いルイス酸として作用する。これを利用して不斉ディールス・アルダー反応などを触媒するチオ尿素誘導体が報告されている。
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