ダイグロシア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 10:14 UTC 版)
ダイグロシア(英: diglossia)とは、ある社会において二つの言語変種もしくは言語が、互いに異なる機能を持って使い分けられている状態のこと。二言語使い分け、二言語変種使い分けともいう。
- ^ 田中 2015, p. 20.
- ^ Ferguson, Charles A. (1964) [1959]. “Diglossia”. In Dell Hymes (ed.). Language in Culture and Society. New York: Harper & Row. pp. pp.429-39(初出 Ferguson, Charles A. (1959). “Diglossia”. Word 15 (2): pp.325-40.)
- ^ J Baugh (2006). "Discrimination and Language". In Keith Brown (ed.). Encyclopedia of Language & Linguistics Second Edition. 3. Elsevier. p. 694. ISBN 0080442994。
- ^ ベーカー 1996, pp. 50–53.
- ^ ベーカー 1996, pp. 50–51.
- ^ 田中 2015, p. 21.
- ^ 東 2009, p. 19-20.
- 1 ダイグロシアとは
- 2 ダイグロシアの概要
- 3 語源
- 4 脚注
ダイグロシア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 06:08 UTC 版)
南アジアの他の言語と同様にシンハラ語にもダイグロシア(二言語使い分け)が見られる。シンハラ語の文語と口語の間には多くの面で相違点がある。文字で書かれるシンハラ語はすべて文語であり、正式な発言(公式なスピーチ、テレビやラジオのニュースなど)も文語で行われる。一方で、日常会話には口語が使われる(シンハラ語の俗語(英語版)などを参照のこと)。シンハラ語の文語には、サンスクリット由来の語が多く含まれている。 シンハラ語の文語と口語のもっとも大きな違いは、口語には動詞の語形変化(屈折、活用)がないことである。これは中世や古期の英語でも見られたことで、当時のグレートブリテン島では、学校の生徒たちにとって文語の英語はほとんど外国語を習うのと同じであった。
※この「ダイグロシア」の解説は、「シンハラ語」の解説の一部です。
「ダイグロシア」を含む「シンハラ語」の記事については、「シンハラ語」の概要を参照ください。
- ダイグロシアのページへのリンク