タボール【タボール】(草花類)
登録番号 | 第13075号 | |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | タボール よみ:タボール | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | マリウス エイジ コーイ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「ブリオ」を交配して育成されたものであり、花は明紫赤色の垂咲で、やや大輪の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数はやや少である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は難、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、節間長はやや長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや長、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は球形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はやや大、表面の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9705)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは中、数は多、花弁の長さは中、幅はやや広、数はかなり多、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは太、長さはやや長、花の香りは弱である。早晩性は早生、がく割れの難易性は難である。「ネグレスコ」と比較して、花が小さいこと、表面の花色が明紫赤であること等で、「ミヤビ」と比較して、表面の花色が明紫赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1996年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統に「ブリオ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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