タサ1形とは? わかりやすく解説

タサ1形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 07:25 UTC 版)

国鉄タサ1形貨車」の記事における「タサ1形」の解説

タサ1形は、1928年昭和3年)の車両称号規程改正によりア27000形(ア27000 - ア27099→タサ1 - タサ100)、ア27200形(ア27200 - ア27244→タサ101 - タサ145)、ア27300形(ア27300 - ア27303→タサ146 - タサ149)、ア27320形(ア27320 - ア27354→タサ150 - タサ184)、ア27380形(ア27380 - ア27384→タサ185 - タサ189)、ア27500形(ア27503 - ア27505、ア27509 - ア27514→タサ190 - タサ198)、ア27550形(ア27550、ア27552 ア27558 ア27559、ア27563→タサ199 - タサ203)の合計203両(タサ1 - タサ203)を改番誕生した形式である。203両の内45両(タサ101 - タサ145)は鉄道省その後国鉄所有車でありその後民間会社払い下げとなり私有貨車となった車も存在した。 タサ1形となった後も1947年昭和22年4月24日までに合計2ロット5両(タサ204 - タサ208)の増備が行われた。この5両も全て他形式からの改造車であった。 ア27320形は積載荷重19 t 車と20 t 車に混在する形式であったが、全車がタサ1形に附番されてしまった。1930年昭和5年12月2日に9両(タサ150 - タサ152、タサ154、タサ163、タサ174 - タサ177タラ100 - タラ108)、1931年昭和6年2月12日22両(タサ84 - タサ100、タサ199 - タサ203タラ109 - タラ130)の19 t 車が新形式であるタラ100形に再附番され混在問題解消された。以上合31両(タラ100 - タラ130)がタラ100形として在籍したが、その後25両(タラ106 - タラ130)がタサ1形に復元され番号復帰した。残る6両の内最後まで在籍した1両(タラ105)が1968年昭和43年7月23日廃車となり同時に形式消滅となった落成時の所有者は、日本石油鉄道省海軍燃料廠、旭石油ライジングサン石油中野興業小倉常吉小倉石油)、寶田石油三菱商事日本陸運産業株式会社の8社2組であった車体色黒色寸法関係はロットにより違いがあるが一例として全長は9,450 mm全幅は2,589 mm全高は3,708 mm軸距は2,743 mm+2,743 mm、実容積は25.5 m3、自重は11.0 t、換算両数は積車3.0空車1.0であった

※この「タサ1形」の解説は、「国鉄タサ1形貨車」の解説の一部です。
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