セッションハイジャックとは? わかりやすく解説

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セッション‐ハイジャック


セッションハイジャック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 03:27 UTC 版)

セッションハイジャックとは、コンピュータネットワーク通信におけるセッション(特定利用者間で行われる一連の通信群)を、通信当事者以外が乗っ取る攻撃手法である。HTTPにおけるWebセッションのハイジャックを指すことが多いが、この用語が示す範囲は必ずしもこれに限定されるわけではない。


  1. ^ a b c d 徳丸 2011, p. 159.
  2. ^ a b c d e f g IPA 2014.
  3. ^ a b c 徳丸 2011, p. 161-162.
  4. ^ 徳丸 2011, p. 159,165-169.
  5. ^ CWE-384 2015.
  6. ^ 徳丸 2011, p. 179.
  7. ^ 徳丸 2011, p. 176.
  8. ^ OWASP 2014.
  9. ^ 徳丸 2011, p. 180.
  10. ^ 徳丸 2011, p. 183.


「セッションハイジャック」の続きの解説一覧

セッションハイジャック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:37 UTC 版)

HTTP cookie」の記事における「セッションハイジャック」の解説

クッキーセッション管理を行う場合、もし第三者セッションIDを知ることができれば、そのID名乗ることで本来のユーザなりすますことができる。このようななりすまし行為をセッションハイジャックと呼ぶ。 例として、以下のような通信を行うシステムがあるとする。 トップページユーザIDパスワード入力求める。 認証成功するサーバセッションID割り当てクッキーとしてクライアント通知するクライアント以降要求クッキーとしてセッションID付加するサーバ対応するセッション情報アクセスし、どのユーザであるか識別する。 もし第三者セッションIDを知ることができれば、そのセッション有効な間だけとはいえ、1~2を飛ばして3から開始することができる。すなわち、パスワード知らなくても「なりすまし」が可能となる。 第三者クッキー情報を知る方法のひとつは盗聴である。盗聴を防ぐ手段としてTLSがある。ただしここで、クッキーは有効範囲内すべての要求に対して自動的に付加されることに注意する必要があるSSLクッキー情報暗号化しているつもりでも、有効範囲設定によっては、SSL利用しない要求にもクッキー付加される可能性がある。情報処理推進機構2003年8月に、この点に関する注意喚起行ったクロスサイトスクリプティングも、クッキー情報不正に得る手段として使われる場合がある。クッキーには有効範囲設定されているが、その有効範囲内クロスサイトスクリプティング脆弱性を持つページがある場合JavaScript等を併用して、他のサーバクッキー情報を(URL一部組み込むなどして)送信させることが可能になる

※この「セッションハイジャック」の解説は、「HTTP cookie」の解説の一部です。
「セッションハイジャック」を含む「HTTP cookie」の記事については、「HTTP cookie」の概要を参照ください。

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