セイファート‐ぎんが【セイファート銀河】
セイファート銀河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 14:08 UTC 版)
セイファート銀河[1](セイファートぎんが、Seyfert galaxy[1])は活動銀河の一種である。カール・セイファートが1940年代に初めて分類したことからこの名が付けられている。銀河の形態は渦巻銀河または不規則銀河で、極端に明るい中心核を持つのが特徴である。中心核の輝度は銀河本体よりも明るい場合もある。この中心核の活動性は中心に存在する大質量ブラックホールによるものと考えられている。中心核から放射される光は1年以下の時間尺度で変光することから、この光を放出している領域は直径1光年以下の非常に小さな範囲であることが示唆されている。
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- ^ a b 『オックスフォード天文学辞典』朝倉書店、初版第1刷、223頁。ISBN 4-254-15017-2。
- ^ 國枝秀世:「あすか」の見た活動的銀河核と宇宙X線背景放射(<小特集>:X線天文衛星「あすか」) 日本物理學會誌 Vol.56 (2001) No.12 P925-932
- 1 セイファート銀河とは
- 2 セイファート銀河の概要
- 3 外部リンク
セイファート銀河
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「セイファート銀河」を参照 古くから知られている活動銀河。スペクトルの観察から、1型と2型に分類されていたが、これは降着円盤の更に外側にトーラス状に物質が取り囲んでいるとすれば、中心から発せられた輝線がこのトーラスで吸収・再放射されて変化しているとの説明ができ、1型と2型は単に観察側からのトーラスの向きの差異であると理解されるようになった。
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