原始銀河とは? わかりやすく解説

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げんし‐ぎんが【原始銀河】

読み方:げんしぎんが

形成初期段階にある銀河ビッグバン後の宇宙初期において、ガスなどの密度の高い領域自己重力収縮し星形成始まったばかりの銀河を指す。大量大質量星短期間誕生し、非常に明るく輝いていると考えられている。観測面からは、ビッグバンからおよそ数億以内形成された非常に遠方の原始銀河が見つかっている。


原始銀河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/24 22:29 UTC 版)

原始銀河[1](げんしぎんが、protogalaxy[1]、primordial galaxy[1]、primeval galaxy)は、現代宇宙論において、銀河を形成しつつあるガスの雲である。銀河の進化のこの段階における星形成の速度は、その銀河が渦巻銀河になるか楕円銀河になるかを決定すると考えられており、星形成がゆっくりだと渦巻銀河が形成されやすい傾向があるとされている。原始銀河中のガスの小さな塊が恒星を形成する。「原始銀河」という用語は主にビッグバン理論で使われる。




  1. ^ a b c 『オックスフォード天文学辞典』 朝倉書店、初版第1刷、136頁。ISBN 4-254-15017-2


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