スプリッツァとは? わかりやすく解説

スプリッツァ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 13:44 UTC 版)

スプリッツァ

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基本情報
種別 ロングドリンク
作成技法 ビルド
淡黄色透明
グラス フルート型シャンパン・グラス
度数 5度[1][2]
レシピの一例
ベース 白ワイン
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スプリッツァー(Spritzer, Schorle)は、白ワインをベースにしたカクテル。ビルドという技法により作られる。

概要

白ワインに炭酸水を入れるだけの簡単なレシピアルコール度数が低くワインを使っている、ということもあってか、80年代にアメリカでは『ヘルシードリンク』として爆発的に流行した。Spritzer とはドイツ語の『はじける』の意、『spritzen』を由来としている。オーストリアザルツブルクが発祥地といわれ、毎年八月に開催される「モーツァルト音楽祭」でも供されるカクテルである[3]

標準的なレシピ

  • 辛口白ワイン - 90ml
  • 炭酸水(ソーダ水) - 適量

作り方

フルート型のシャンパン・グラスに白ワインと炭酸水を注ぎ、軽くステアする。

備考

  • シャンパン・グラスではなく、大型ワイン・グラスを使用することもある[2]
  • 白ワインを60ml使用するレシピもある[4]
  • ミステリー作家ジェフリー・アーチャーは、自身の作品中でこのカクテルを「貧乏人のジェームス・ボンド」と呼ばせている。
  • ダイアナ元イギリス皇太子妃が生前愛飲していた事でも知られている。チャールズ3世(当時皇太子)との成婚時、日本中が「ダイアナブーム」に湧いた頃、ダイアナ妃が好まれる飲み物としてこのカクテルが紹介された。[5]

関連項目

出典

  1. ^ 成美堂出版編集部 編 『TPO別カクテルBOOK315』 p.19 成美堂出版 2008年7月1日発行 ISBN 978-4-415-40071-6
  2. ^ a b 桑名 伸佐 監修 『カクテル・パーフェクトブック』 p.320 日本文芸社 2006年2月25日発行 ISBN 978-4-537-20423-0
  3. ^ 「バー・タイムをたのしくするカクテルの事典」澤井慶明監修、永田奈奈恵カクテル指導、成美堂出版(1996年2月) ISBN 4-415-08348-X
  4. ^ 弘兼 憲史 著 『知識ゼロからのカクテル&バー入門』 p.53 幻冬舎 2002年7月10日発行 ISBN 4-344-90033-2
  5. ^ 「TOKYO MOTO-AZABU AVANTI COCKTAIL BOOK」 TOKYO-FM出版 ISBN 4-924880-69-8

「スプリッツァ」の例文・使い方・用例・文例

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