ジェロニモス‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【ジェロニモス修道院】
ジェロニモス修道院(ポルトガル)
ジェロニモス修道院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 14:15 UTC 版)
ジェロニモス修道院(葡: Mosteiro dos Jerónimos)は、ポルトガルの首都リスボンのベレン地区にある修道院であり、世界遺産「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」の構成資産のひとつである。マヌエル様式の最高傑作ともいわれ、大航海時代の富をつぎ込んで建築された。
- ^ “ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年5月12日閲覧。
- 1 ジェロニモス修道院とは
- 2 ジェロニモス修道院の概要
ジェロニモス修道院
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「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」の記事における「ジェロニモス修道院」の解説
詳細は「ジェロニモス修道院」を参照 ジェロニモス修道院(Monastery of the Hieronymites, 世界遺産ID263bis-001)の世界遺産登録面積は2.57 ha、緩衝地域 51.5 ha である。 聖ヒエロニムスにあやかったヒエロニムス会(英語版)の修道院で、現在につながる本格的な建設はディオゴ・ボイタク(英語版)が指揮をした1502年以降のことである。ボイタクに建設を命じたのはポルトガル王マヌエル1世で、その目的にはエンリケ航海王子の業績を称揚する意図などが込められていた。ボイタクが指揮を執ったのは1516年までで、それを引き継いだのはジョアン・デ・カスティーリョ(英語版)である。カスティーリョは1551年に没したが、その年にジェロニモス修道院の建築は主要部分の完成を見た。その後も増築などが行われ、19世紀にようやく現存する形に落ち着いた。 「ポルトガルが誇るマヌエル様式建築の最高傑作」と評されることもあるジェロニモス修道院の中でも、特に繊細な彫刻に飾られた回廊や、彫像で飾られた南門柱廊を備えた修道院付属のサンタ・マリア聖堂などの評価が高い。 以前に王家の霊廟だったのはバターリャ修道院だが、ジェロニモス修道院が出来てからはそちらが王家の霊廟となった。この結果、マヌエル1世もジェロニモス修道院に葬られている。著名な人士ではほかにヴァスコ・ダ・ガマ、詩人ルイス・デ・カモンイス、作家フェルナンド・ペッソアらの棺も、この修道院に安置されている。
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