シンバン

デジタル大辞泉

しん‐ぱん【審判】

読み方：しんぱん

［名］(スル)《「しんばん」とも》

１ 物事の是非・適否・優劣などを判定すること。「国民の—を受ける」

２ ある事件を審理し、その正否の判断・裁決をすること。

㋐訴訟における審理と裁判。

㋑家庭裁判所が家事事件または少年事件について行う手続き。

㋒「行政審判」の略。「—請求」

３ 運動競技などで、技の優劣、反則の有無、勝敗などを判定すること。また、その役。

４ キリスト教で、神がこの世を裁くこと。「最後の—」

[補説] 書名別項。→審判

しんぱん【審判】

読み方：しんぱん

《原題、(ドイツ)Der Prozeß》カフカの長編小説。未完。1925年に遺稿として刊行された。銀行員ヨーゼフ＝Kが、理由もわからないまま逮捕・起訴され、死刑になるまでを描いた不条理小説。題名は、編者のマックス＝ブロートが生前の著者との会話に基いてつけたもの。

しん‐ばん【新番】

読み方：しんばん

江戸幕府の職名。江戸城内に交替で勤め、将軍出行のさいに先駆け・警衛をした役。近習番(きんじゅばん)。新御番(しんごばん)。

しん‐ばん【新盤】

読み方：しんばん

新しく発売されたレコードやCD-ROM・DVD-ROMディスクなど。

歴史民俗用語辞典

新番

読み方：シンバン（ｓｈｉｎｂａｎ）

江戸幕府の番方の職制。

真番

読み方：シンバン（ｓｈｉｎｂａｎ）

前１０８年、漢の武帝が衛氏朝鮮国を滅ぼしたのち設立した漢四郡の一。

神判

読み方：シンバン（ｓｈｉｎｂａｎ），　シンパン（ｓｈｉｎｐａｎ）

違背したら神仏の罰を受けることを神仏に誓うために作成する文書。

別名 起請文(きしょうもん)