神判とは? わかりやすく解説

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しん‐ぱん【神判】

読み方:しんぱん

ある人が罪を犯したかどうか判定を、神意によって決定する裁判古代中世には広く各国にみられた。日本では探湯(くかたち)がその例。


神判

読み方:シンバン(shinban), シンパン(shinpan)

違背したら神仏の罰を受けることを神仏に誓うために作成する文書

別名 起請文(きしょうもん)


神明裁判

(神判 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 02:37 UTC 版)

神明裁判(しんめいさいばん)とは、神意を得ることにより、物事の真偽、正邪を判断する裁判方法である。古代中世(一部の地域では近世まで)において世界の各地で類似の行為が行われているが、その正確な性質は各々の宗教によって異なる。ヨーロッパでは神判[注釈 1]Trial by ordeal)、日本では盟神探湯(くがたち)が行われた。


  1. ^ 西洋史ではほぼ神判と呼ばれるので、西洋の神判の節ではそれに倣う。たとえば、勝田[他]『概説西洋法制史』、バートレット『中世の神判』、山内『決闘裁判』、赤阪『神に問う』などはいずれも「神判」としている。
  2. ^ 神聖で純粋な水は有罪な人間を排除しようとすると考えられていた[3]
  3. ^ 西ローマ帝国滅亡後のヨーロッパ諸族の王国は、中世前期においては国というよりいまだ部族のまとまりという様相であり、犯罪者を捜査したり処罰したりする専門の機構も有していなかった。フランク王国の例につき、[4]


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