鉄火起請とは? わかりやすく解説

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鉄火起請

読み方:テッカギショウ(tekkagishou)

中世神判一種焼けた鉄片を手に受けさせた。

別名 火起請


火起請

(鉄火起請 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/28 15:56 UTC 版)

火起請(ひぎしょう)とは、中世近世日本で行われた神判の一種で、火誓(かせい)、鉄火(てっか)、鉄火起請(てっかきしょう)とも称する。赤く焼けた(鉄片・鉄棒)を手に受けさせ、歩いて神棚の上まで持ち運ぶなどの行為の成否をもって主張の当否を判断した。


  1. ^ 元和6年(1620年)に近江国神崎郡佐目村では、山相論に関し同国蒲生郡甲津畑村との間で火起請を行うにあたって「鉄火を取る人に対しては、村として諸公事を二代にわたり免除する。もし鉄火を取り損なったとしてもこの規定は変更無く、全て諸公事は免除する」との村掟を定めている(「永源寺町佐目区有文書」)。
  2. ^ 阿部(谷)、P282-383.
  3. ^ 清水 2010, p. 200,252-253.
  4. ^ 清水 2010, pp. 200–201.
  5. ^ 和田裕弘 『信長公記-戦国覇者の一級資料』 中公新書 2018年 pp.59 - 60
  6. ^ 阿部(谷)、P284-303.


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