サービスシューズとレギンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:15 UTC 版)
「軍服 (第二次世界大戦の米陸軍)」の記事における「サービスシューズとレギンズ」の解説
サービスシューズは米陸軍の最も基本的な履物である小豆色の革靴である。前期型はトウキャップが付いていたが、後期型の物は簡略化されてトウキャップがなくなり、一体のゴム製靴底が特徴になっている。 通常勤務時はこのサービスシューズのみ履くが、戦闘時にはその上にレギンズ(ゲートル)を巻く。このサービスシューズとレギンズの組み合わせは第二次世界大戦の米陸軍歩兵の最も一般的なスタイルだった。レギンズはキャンバスのズック製で30センチ以上の丈があった。しかしレギンズは水気を吸収して重くなるうえ、初期型はハトメの数が無駄に多かったので着脱に大変な時間がかかり兵に不人気であったという。脚部を負傷した時は治療に手間取ることすらあったという。そのため後期型ではハトメの数が減らされた。 レギンズ レギンズとサービスシューズ(2007年「南フロリダ生きた歴史体感」イベント) レギンズとサービスシューズ(2010年ノルマンディー上陸作戦歴史再現イベント)
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