コミセール資格取得について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 07:24 UTC 版)
「コミセール」の記事における「コミセール資格取得について」の解説
ナショナル・コミセールは各国連盟により資格が授与される。(日本では、公益財団法人日本自転車競技連盟による公認審判員講習会・検定による。) 国際コミセールは、国際自転車競技連合により、各競技種目毎に行われ、英語またはフランス語で行われる課程を、修了することが必要である。 1987年9月に林辰夫(大阪)、坂本陽一(宮城)が日本人初の国際コミッセール資格を取得した。(「あゆみ」1934-2004 2005年3月28日発行、財団法人日本自転車競技連盟発行) 国際コミセールの資格取得には、従来、各国連盟推薦者を候補者とした講習会および検定にて資格を与えていたが、2014年からは、これらの講習会参加資格として、種目によりエリート・ナショナル・コミセールの資格を事前に取得することが義務付けられた。 2012年には国際コミセールの種目別専門化(Specialisation)およびアンチ・ドーピング検査官との区分が決定され、それぞれの種目での資格者は次のようになっている。(2014資料)国際:BMX35、シクロクロス58、インドア71、マウンテンバイク93、パラサイクリング20、トラック125、ロード181、トライアル30(重複して資格を所持する者あり)/大陸ごと/アフリカ:BMX0、シクロクロス0、インドア0、マウンテンバイク5、パラサイクリング0、トラック2、ロード3、トライアル0/アメリカ:BMX9、シクロクロス5、インドア0、マウンテンバイク22、パラサイクリング5、トラック26、ロード26、トライアル0/アジア:BMX2、シクロクロス0、インドア22、マウンテンバイク9、パラサイクリング4、トラック17、ロード13、トライアル1/ヨーロッパ:BMX18、シクロクロス53、インドア49、マウンテンバイク51、パラサイクリング8、トラック73、ロード132、トライアル28/オセアニア:BMX6、シクロクロス0、インドア0、マウンテンバイク6、パラサイクリング3、トラック7、ロード7、トライアル1/ 日本では、総勢24名の国際コミッセール資格者がおり、種目別ではBMXレーシング2、BMXフリースタイル2、シクロクロス1、インドア13、マウンテンバイク1、パラサイクリング1、トラック6、ロード4、トライアル0となっている。(種目重複取得者あり。2021年12月現在)
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