コイアローム【コイアローム】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8156号 |
登録年月日 | 2000年 6月 27日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | コイアローム よみ:コイアローム | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 小井戸輝雄 | |
品種登録者の住所 | 長野県松本市元町1丁目1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小井戸輝雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり,花は淡紫ピンク色の中輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは中,色は褐,強さは中,中空の程度は極小,稲妻型屈曲の有無は無,摘心後の分枝性は多,側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長は中,葉幅はやや広,葉の縦横比はやや小,葉柄の長さは短,葉の基部の形は凹,一次欠刻は深,葉裂片縁部の重なりの程度は重なる,表面の色は濃,裏面の色は中,毛じの多少は少,光沢度は弱,厚さは厚,硬さは中,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は3~4深裂以上,大きさは小,分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形,花の大きさは中,厚みは低,舌状花の重ねは2~4列,舌状花数はかなり少である。管状花部の直径は小,管状花数は中,分布は集中,長さはやや小である。花弁の形は平弁,先端の形は丸い,花弁の長さはやや小,幅は中,外花弁の表面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9202),裏面の色は淡紫ピンク(同9501),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は平,花盤の色は黄緑,花たくの形は盛り上がったドーム状,大きさはかなり小,総ほうの大きさは小,花首の太さは細,長さはやや長,生態分類型は夏秋ギク,開花の早晩性はやや早である。「コイスマイル」と比較して,葉の基部の形が凹であること,葉の光沢度が弱いこと,外花弁の表面の色が淡紫ピンクであること等で,「ジョイ ピンク」と比較して,葉裂片縁部が重なること,たく葉の形が3~4深裂以上であること,外花弁の角度が平であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に育成者のほ場(長野県松本市)において,育成者所有の育成系統どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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