ゲル結界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 01:07 UTC 版)
思考回路破壊ビーム。読み方は「 - げっかい」。バッフ・クランは「人の考える力がイデのパワーを呼ぶという証拠」を入手して、巨神の戦力を低下させるためにパイロットの「脳細胞を破壊するビーム砲」を兵器として完成させた。劇中詳しい説明はなかったが、「ゲル発振機」で発生させたビームが一定の範囲に集中された状態を「ゲル結界」と呼ぶらしい。ソロ星の地中から発見された謎の素粒子「ドノバン」を使用していると思われる。重機動メカガルボ・ジックと特務艦ブラム・ザンおよびバルメ・ザンが使用した。ガルボ・ジックは4本のワイヤー付きクローで機体前方にイデオンを固定し、機体の前面にゲル結界を張って攻撃した。ブラム・ザンおよびバルメ・ザンはそれぞれの一方の舷側が巨大なゲル発信器になっており、2艦で挟み込むようにしてゲル結界を張った。この攻撃を受けると、パイロットは強烈な頭痛に襲われ、しばらくすると意識を失ってしまう。距離によって効果が減衰するらしく、ゲル結界に接近したソロ・シップのクルーが頭痛を感じる描写があった(27話)。劇中「ゲル結界によりパイロットは数分で死亡する」と言う意味の台詞があったが、コスモ達イデオンのパイロットがゲル結界による攻撃を切り抜けた後、日常生活に支障をきたしていないことから、「数分で脳細胞を破壊し始める」の誤りだった可能性が高い。但し「脳細胞破壊光線」がイデオン側では「頭痛光線」としか認識されなかった点などを見ると、イデのバリアーがパイロットを守っていた、または威力を軽減させていた可能性もある。『スーパーロボット大戦シリーズ』などでは、イデオン関連の敵ユニットがMAP兵器として所有しており、攻撃を食らうと気力がダウンするという効果がある。
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