カンスト
カンストは、「カウンターストップ」「カウンター(が)ストップ(する)」という趣旨に基づく表現といえる。もともと略語の体で浸透した通俗的な表現であり、正式名称のようなものが特にあるわけではない。「カウンターストップ」も和製英語の類である。
カンストは、大抵のゲームにおいて、ゲームのやりこみ度合いの指標となり得る。高得点を競うゲームではカンストした値が記録可能な最高得点となる。キャラクターを育成する要素のあるゲームでは、レベルや能力値をカンストさせることは「最強にした」証となる。カンストする値はコンピュータが扱いやすい2の乗数(のひとつ手前)である場合が多い。たとえば255(2の8乗-1)、65535(2の16乗-1)などの値はよく用いられる。ゲームのハイスコアは数百万から数億といった規模の数値に対応する場合も多いが、際限なく数値が増えるとオーバーフローが生じるため、やはりカンスト値が設定されている場合が多い。
ゲームの文脈の他にも、たとえば「可愛さがカンストしてる」「嬉しさカンスト中」というような言い方で「カンスト」が用いられることがある。この場合のカンストは「これより上はない」という意味合い、つまり「表現しきれない」「筆舌に尽くしがたい」といった趣旨の表現と解釈できる。
カンスト
カン‐スト
「カウンターストップ」の略。
カウンターストップ
(カンスト から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 07:02 UTC 版)
カウンターストップ(Counter Stop)またはカウントストップ(Count Stop)とは、数字のカウントが上限に達し、それ以上のカウントがストップされること[1]。主にコンピュータ分野、特にテレビゲーム・アーケードゲームにおいて用いられる和製英語。略称はカンスト[2]。
- ^ デジタル大辞泉 小学館
- ^ “「カンスト」ってどういう意味?使い方もあわせて解説 | マイナビ学生の窓口”. マイナビ学生の窓口 | マイナビ学生の窓口. 2020年10月3日閲覧。
- ^ 石井宏之、羽生真樹『ファイナルファンタジーIII 公式コンプリートガイド』スクウェア・エニックス、2006年、371頁。ISBN 4-7575-1791-2。
- 1 カウンターストップとは
- 2 カウンターストップの概要
- 3 概要
- 4 カンストに関連する不具合の例
- 5 関連項目
カンスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/18 06:38 UTC 版)
「バレットソウル -弾魂-」の記事における「カンスト」の解説
ゼンイチのパートナーを務める火器管制ロボット。ゼンイチの教育係でもある。
※この「カンスト」の解説は、「バレットソウル -弾魂-」の解説の一部です。
「カンスト」を含む「バレットソウル -弾魂-」の記事については、「バレットソウル -弾魂-」の概要を参照ください。
「カンスト」の例文・使い方・用例・文例
- カンストのページへのリンク