カミスタン政府
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 15:14 UTC 版)
「24 -TWENTY FOUR- の登場人物」の記事における「カミスタン政府」の解説
オマール・ハッサン (Omar Hassan) 演 - アニル・カプール、日本語吹替 - 梁田清之 登場:シーズン8 カミスタン大統領。アメリカとの和平協定の為に訪米。妻ダリアとの関係は冷え切っており、彼を取材に来たメレディス・リードと不倫関係になる。しかし、リードが暗殺犯の容疑をかけられた際に彼女の無実を証明する為に不倫関係をヘイスティングスに話し、爆弾による暗殺事件後に再会。暗殺事件で改めて自分がどれだけ国を大切にしているかと思い知り、彼女を大切に思いながらも別れを告げた。しかし、弟がテログループの一味であったことで精神が不安定になり、国内の反乱分子を粛清する為に軍を動かした事で会談が破綻しかける。リードと別れる決意をして妻子と再会し無事を喜ぶかと思いきや、妻には決別を告げられる。このことにより更なる暴走を引き起こし、従兄弟だったというだけで大臣を逮捕したり、庇う意見を言っただけで護衛官のタリンを逮捕訊問しようとまでした。このことにより娘のカイラから説得をされたが無視した為に反発され、カイラは駆け落ちしてしまう。この為、国に帰ろうとしたダリアに頼んで娘を探す事を懇願。戻ってきた妻から激しく責められ心の内をようやくさらけ出した事で再び絆を取り戻した。中盤でテログループが自らの命と引き換えにニューヨーク市内で核攻撃をする事を知り、殺害されることを承知でテロリストに自らを差し出した。監禁され、声明を読む事を要求されるがそれを拒む。その後、首を掻き切られ壮絶な最期を迎えた。 ダリア・ハッサン(Dalia Hassan) 演 - ネカー・ザデガン(英語版)、日本語吹替 - まさきせい 登場:シーズン8 オマールの妻。オマールと離婚寸前まで冷めきっており、交渉の途中にも関わらず帰国しようとする。しかし、娘のカイラが駆け落ちにより姿を眩ました事で思いとどまり彼女を探し出す。このことにより家族の絆をようやく取り戻し、和平交渉に懸ける夫の理念を思い起こさせる事に成功し仲直りをするが、テロを防ぐ為にハッサンは自らを差し出して命を落とした。 彼の死後は、自身が推される事に戸惑いと懸念を感じながらも、大臣ジャモからの強い推薦とカミスタン国内の熱心なオマール支持派からの支援もあり、議会の信任の下で暫定大統領に就く。暫定大統領としては、夫・オマール同様和平協定実現の為に行動するが、テイラーがロシア政府の事件への関与を隠蔽していたことを知ると、欺瞞に満ちた和平には協力出来ないと強く憤る。 カイラ・ハッサン(Kayla Hassan) 演 - ナズニーン・コントラクター、日本語吹替 - 宮下典子 登場:シーズン8 オマールの娘。大統領の警護主任のタリンと交際している。叔父のファラドが反逆者と知った父の暴走によりタリンが逮捕されたことで父に反発。逃げ出したタリンと駆け落ちしてしまう。しかし、彼は本当に裏切り者であり、大統領暗殺に関わっていた。彼女はタリンに誘拐されてしまい大統領を脅迫する人質に取られる。殺される直前、タリンが裏切り彼女を逃がしたと思われたがこれは陽動であり本当は彼女をCTUに向かわせてEMP(電磁パルス)爆弾を爆発させる事で陽動は成功し、彼女は無事に救われたがCTUは大打撃を受けてしまった。その後、放射能爆弾のテロから街を救う為にハッサン大統領は自らを差し出して命を落としてしまいひどく落ち込む。しかし、和平交渉再開の為に母・ダリアを支える。 ファラド・ハッサン(Farhad Hassan) 演 - アルバクール・クルサ(Akbar Kurtha)、日本語吹替 - 加藤将之 登場:シーズン8 オマールの弟で首席補佐官。しかし、兄の暗殺の為にテログループのサミール・メーランと共謀する。ハッサン暗殺が失敗するとダリアとカイラの前で警備を殺害し逃走。バザエフの元に逃げ込むが、ジャックの突入直後に逃走。バザエフの息子ジョセフと取引をして核燃料棒を手に入れるが、カミスタンに持ち出せない事を知った仲間が爆弾を作るよう方向転換した為に裏切って逃走。CTUに保護を申し出る。ジャックの到着直前に勝手に逃げようとしてしまい殺害された。 タリン・ファルーシュ(Tarin Faroush) 演 - T・J・ラミニ(T.J. Ramini)、日本語吹替 - 登場:シーズン8 ハッサン大統領警護主任。大統領の娘カイラと密かに付き合っている。ジャモ大臣が拘束された折、庇ったことで反逆者と思われた為に護送中に逃走。カイラと合流して駆け落ちする。しかし、彼は本当に反体制派グループのカミスタン・スプリンターセルに与して、ハッサンを排除しようとしていた。カイラを使って大統領を脅迫した後、仲間を裏切ったと見せかけてカイラを逃がしてCTUの機能をEMPで破壊した。その後放射能爆弾を爆心地へ運搬し殉教覚悟で自爆テロの実行を待ったが、ハッサンが爆破と引き換えに自らの引き渡しを受諾したため、移送を受け持つ。移送ルートがCTUに発覚した為、ハッサンを別の車に乗せ換えてジャックを引き付けて立体駐車場の屋上から飛び降りて死亡した。 ジャモ(Jamot) 演 - ナヴィド・ネガーバン、日本語吹替 - 登場:シーズン8 カミスタン政権の大臣。和平交渉への派遣団の一員。序盤で、不安定になったハッサンから従兄弟が反体制派にいたというだけで拘束されたが、その後解放されハッサンへの忠誠心を失うことはなかった。彼の死後も信念を受け継ぎ、閣僚、議会をまとめ、妻・ダリアを大統領に推し、和平協定締結に尽力する。 演じるナヴィド・ネガーバンはシーズン4第15話にもAbdullah役で出演していた。
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