オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート
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オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート(英語: Oliver Hazard Perry-class missile frigate) は、アメリカ海軍のミサイルフリゲートの艦級。対潜戦とともに防空も重視した新しいフリゲートとして、1973年度から1984年度にかけて51隻が建造された。基本計画番号はSCN-207/2081[2]。
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オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート
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「ターター・システム」の記事における「オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート」の解説
「オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート」および「WM-20#Mk.92」も参照 オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートは簡易型のターター・システムを搭載しており、その構成は以下のとおりである。 AN/SPS-49二次元対空捜索レーダー 武器管制システムMk 13(WDS: Weapon Direction System) 戦術情報処理装置(JTDS: Junior Tactical Data System) 射撃管制システムMk 92(FCS: Fire Control System) 誘導ミサイル発射システム Mk 13 (GMLS: Guided Missile Launching System) RIM-66スタンダード・ミサイル1型 (SM-1MR) 通常、防空艦に不可欠と見なされている三次元レーダーをあえて省き、またミサイルと砲熕兵器の射撃管制をMk 92に一本化することにより、システム全体としてコンパクトかつリーズナブルになっている。ペリー級のMk 92のレーダーは、オランダのWM-28のアメリカ版(CAS: Combined Antenna System)と、AN/SPG-60レーダーの改良型(STIR: Separate Target Illumination Radar)を組み合わせたもので、同時に2目標を照射することができる。 また、オーストラリア海軍が自国でライセンスを受けて建造したアデレード級フリゲートに対して実施した近代化改修においては、Mk 41 VLSの追加装備、射撃管制システムをMk 92 Mod 12にアップグレードするなどの改修により、スタンダード・ミサイル2型 (SM-2MR)およびESSMの運用が可能となっている。
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