おび‐かれは【帯枯=葉=蛾】
オビカレハ
和名:オビカレハ |
学名:Malacosoma neustria testacea Motschulsky |
チョウ目,カレハガ科 |
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,済州島,朝鮮。原種はヨーロッパ,アムール,シベリア。 |
写真(上):幼虫の集団(モモ) |
説明 成虫は開長,雄30〜35mm,雌40〜45mm,黄褐色で,前翅中央に濃色帯のある蛾。終齢幼虫は60mmほどの毛虫で,全身青色で背面にオレンジ色の線が2本ある。梅毛虫,天幕毛虫などとも呼ばれる。年1化で成虫は5月下旬から6月に羽化,食樹の小枝にバンド状の卵塊を産む。卵越冬し,3〜4月に孵化。幼虫は4齢までテント状の巣を作って群生,その後は分散する。5〜6月に食樹上などに黄色い粉を吹いた繭を作って蛹化。食樹はウメ,サクラ,モモ,リンゴ,バラなど。 |
帯枯葉蛾
オビカレハ
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