エメリウス側
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エメリウス 声 - 萩野崇 アルフィナの兄。3年前に忽然と姿を消したが、再びアルフィナ達の前に現れ、「ゾーン」の力で世界の聖獣を殺し始める。本来は繊細な性格で、先述の根底は自らの出自と幼少期の家庭環境、神人という定められた生涯に対する拭えぬ葛藤と怨恨によるもので、グラウはナーバスになっていた彼を自らの野心の為に利用した。アルフィナがアークリフを離れていたのは、10年前に彼女を神人としての過酷な運命から遠ざけたいとした彼自身の手引きによるもの。 グラウ 声 - 川上泳 エメリウスの幼少期の教育係を務めていた。彼を危険な道へ導いた人物。自ら戦闘へ出ることはない知性派で、作戦の立案とほかの同志をまとめる参謀の役割をしている。 ヴィオレッタ 声 - 坂上香織 細身で切れ長の瞳とまさに「美女」と言うのにふさわしい容姿をしているが、手に持つ巨大な大鎌が内面の破壊衝動を物語っている。非常に切れやすい性格だが、エメリウスのためなら命を捨てることも惜しまない。元々裕福な家系の出身だったものの、ある事件により没落し、盗賊まがいの仕事に手を染めていた。エメリウスに忠誠を誓ったのは、その現状の脱却への希望を見出したため。 コーネル 声 - 木下ほうか 重厚な鎧と鋼鉄の腕をつけた極端な武闘派。ただし頭をまったく使わない行き当たりばったりな性格のため、他の仲間からは軽んじられている。「ウスノロ」といわれると我を忘れて激怒する。出自とエメリウスへの忠誠の経緯は、ヴィオレッタと同様。 エメリウスの命令を忠実に守れば褒めてもらえるという意識があって、コーネルは自尊心が強く、自分はもっと立派な人間だと考えているので、自尊心を傷つけられると簡単にブチ切れてしまう。そのあたりをミランダに看破されているので簡単にあしらわれてしまう。 「アルフィナをアークリフに近づけるな」というエメリウスの命令によって追っていたが、コーネルはミランダ達から思わぬ抵抗を受けて、いつの間にかアルフィナを捕まえることに躍起になってしまう。その後はエメリウスの狂気にビビったあまり、スルマニアから逃亡。逃げたあとはミランダとアロンソに出会ってこき使われ、落ちぶれる。 ロウ・イル 声 - 茶風林 元はバース界の医師だったが、ゾーンの呪いによって倒れていく人を助けられない自分に失望し死者を操るネクロマンサーと身を落とした。ゾンビ化してから何百年も生きている人間である。その力に目をつけたエメリウスに見出され仲間に加わったが、無口で他の同志とは接触を持とうとしない。彼自身はエメリウスと一緒にいると血がたくさん流れそう、楽しそうだという理由で同行している。
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