エッサイ 【Jesse 英・仏】
エッサイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/15 16:29 UTC 版)
エッサイ(英語: JesseまたはYishay, ヘブライ語 יִשַׁי, ギリシア語: Ιεσσαί)とは、『旧約聖書』の登場人物。ヘブライ語יהוה(ヤハウェ)が存在する、あるいはヤハウェが賜る、あるいは王という意味。古代イスラエル王国第2代王ダビデの父。日本正教会ではイエッセイと転写される[注釈 1]。
注釈
- ^ 正教会祈祷文:一月六日ハリストス降誕祭前期より関連聖書箇所を引用…「主是くの如く言ふ、イエッセイの根より芽は出で、其根より枝は生ぜん。主の神は彼に止まらん。」(パレミヤ:イサイヤの預言書の読。十一章)。なお原文の祈祷書では「主の神」は「しゅのかみ」ではなく「しゅのしん」と仮名が振られ、「神゜」(振り仮名:しん)と記載されている。これは聖霊(聖神)を意味する。「〜超織と虔誠との神なり。」までの「神」は、同様に「神゜」(しん)。
- ^ しかし、『ヨハネによる福音書』にはベツレヘムにおける処女降誕に関する記載がなく、イエスはガリラヤのナザレに生まれたと記されており、他の福音書でも、誕生物語以外の場面では、イエスに対し、一貫して「ナザレ人」「ナザレ出身者」の術語が用いられている。→ 記事「ナザレのイエス 」参照。
- ^ 正教会祈祷文:一月六日ハリストス降誕祭前期より該当箇所を引用:「イエッセイの根より生ぜし枝及び其花なる讃美たるハリストスよ、爾は童貞女より出で給へり。」
出典
- 1 エッサイとは
- 2 エッサイの概要
- エッサイのページへのリンク