インターセプトポイント
ターボエンジンで、アクチュエーターやウエイストゲートバルブが開きはじめる回転数のこと。インターセプト回転数とも呼ぶ。この回転数になると排気ガス流量が十分になり、タービンに導く排気ガスと、バイパスさせる排気ガスに振り分けることを意味している。
インターセプトポイント
ターボエンジンでウェイストゲートバルブが開き、排気の一部がターボをバイパスしはじめるエンジン回転数のこと。一般にフルスロットル状態でウェイストゲートバルブが開きはじめるエンジン回転数を指す。この回転数以上では過給圧は一定となる。ウェイストゲートバルブがなければ、排圧の上昇とともに過給圧が増大し、エンジンブロー(破損)を引き起こしたり、ターボ回転数が限界回転数をオーバーし、ターボを破損する。機械式の場合はタービン入口の排気圧力が一定になるようにバルブの開閉制御を行う。また、電子制御式の場合は過給圧を検出したり、ターボの回転数を検出してウェイストゲートバルブの開閉制御を行う。いずれもウェイストゲートバルブが聞く回転数をインターセプトという。
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