アンモニウム態窒素とは? わかりやすく解説

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アンモニウム態窒素(NH4-N)

アンモニウム態窒素は、水中アンモニウム塩として含まれている窒素のことです。アンモニウム態窒素は、主としてし尿家庭下水中の有機物分解工場排水起因するもので、それらによる水質汚染有力な指標となります。アンモニウム態窒素は、自然水中はしだい亜硝酸態や硝酸態に変化していくのが普通ですが、深い井戸などでは、逆に硝酸態窒素還元によってアンモニウム態窒素が生じることもあります。アンモニウム態窒素は、富栄養化だけでなく、水道水浄水理における塩素消費量増大させる原因にもなります塩素理にはアンモニウム態窒素の約10倍の塩素が必要で、通常の浄水処理水源としてはアンモニウム態窒素が0.1mg/リットル以下、高度処理を行う場合でも0.5mg/リットル以下であることが望ましいとされています。

アンモニア態窒素

(アンモニウム態窒素 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/22 11:44 UTC 版)

アンモニア態窒素(アンモニアたいちっそ)あるいはアンモニア性窒素アンモニウム態窒素は、窒素成分のうちアンモニウム塩であるものをいう。アンモニウムイオン中の窒素の量を表しているので、一般的にNH4+-NあるいはNH3+-Nのようなかたちで表現される。




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